pagetop
デザインシンキングの導入 未踏の領域に踏み出すのが、私たちのミッション。 デザインシンキングの導入 未踏の領域に踏み出すのが、私たちのミッション。
story03 story03

デザインシンキングの導入

未踏の領域に踏み出すのが、私たちのミッション。

2018年に設立されたHCDセンター(ヒューマン・セントリック・デザインセンター)。デザインシンキングを事業化してから現在に至るまでの歩みと今後の展望について、メンバー3人が語ります。

Y.I. シニアコンサルタント

Y.I.

シニアコンサルタント
2010年新卒入社

デザインシンキング事業の責任者としてサービス構築を進めつつ、プレイヤーとしてプロジェクトにも参加。セミナー・研修講師を務めている。もともとプログラミングを得意としていたため、大学講師という肩書きも持つ。難しいことをわかりやすく教えるのがモットー。

T.N. コンサルタント

T.N.

コンサルタント
2010年新卒入社

HCDセンターではデザインシンキングのファシリテーターを主に担当し、お客様と調整しながらプロジェクトを進行するのが得意。一方で、SAPのコンサルタントとしても活動し、プロジェクトマネージャーを務める。

R.S. コンサルタント

R.S.

コンサルタント
2014年新卒入社

デザインシンキングのワークショップでは、講師のY.Iをサポート。資料づくりやファシリテーターを中心に担当している。最近はオンラインでワークショップを開催しているため、その調査や調整にも力を入れている。

このプロジェクト、どう思う?
めっちゃ面白いと思います!

「このプロジェクト、どう思う?」「めっちゃ面白いと思います!」 「このプロジェクト、どう思う?」「めっちゃ面白いと思います!」

―HCDセンターはどんな経緯で設立されたのですか?

Y.I:私の前の上司が、クレスコ・イー・ソリューションの事業領域を広げるために立ち上げました。うちの会社には大きく開発、設計、コンサルというキャリアパスがあります。その中で私はプログラミングを長い間やってきましたが、他の同期と比べてキャリアステップが遅いと感じていました。他の人を追いかけるよりも、新しい領域にチャレンジしたほうが面白いと考えていたところ、HCDセンター立ち上げの話を上司から打診されました。「未踏の地に足を踏み入れてはどうか」と。

R.S:私も2018年の立ち上げ時から所属しています。当時の上司からHCDセンターの構想について説明され、「今までにないことをやろうと思っているんだけど、どう思う?」と聞かれました。「めっちゃ面白いと思います!」と即答したところアサインされたという経緯です。

T.N:R.SとY.Iが初期メンバーなのに対し、私は2020年の4月から携わりました。前の部署がSAPのクラウドソリューションを導入するチームでしたが、そこから引き抜かれる形でした。デザインシンキングに強い興味がありましたし、同期のY.Iから「即戦力として期待している」と言われて。「なるほど、俺が欲しいのか」と(笑)。内定者向けのワークショップなど、いろいろ企画をさせてもらっています。ちょうど昨日も社員向けワークショップをやりました。

Y.I:少し補足すると、上司から「新しいメンバー入れるなら誰にしたい?」と聞かれた際に、数名を指名したんです。新しい事業なので、前例がないことに抵抗なく進んでいけるチームにしたかった。自分で考えて動けるメンバーということで、2人が適任だと考えました。

CASE 情報通信会社への導入

ビジネスモデルを変えていきたい。
その想いに応えてみせる。

システムと向き合うというより、人と向き合う仕事。 システムと向き合うというより、人と向き合う仕事。

―クライアントの課題とプロジェクトの経緯について教えてください。

Y.I:こちらのお客様の事業は、ネットワーク機器の販売と導入です。これまで技術起点で、できた製品を売るビジネスに取り組んでこられました。ただ時代の流れとして、「モノ売り」から「コト売り」へシフトしていきたいとお考えでした。そんな中で、いかにして顧客ニーズを掘り起こし、新たなソリューションを提案するかが課題でした。そこで、顧客ニーズの発見に強みを持つデザインシンキングの導入を検討されたという経緯です。

―どんなサービスを提供しましたか?

Y.I:デザインシンキングの体験型ワークショップを、フルリモートで開催しました。座学とグループワークを繰り返し、「新しいガソリンスタンドでの体験をデザインする」というテーマで、実際に問題解決に取り組むという内容です。今回ご提供したのは研修サービスですが、お客様がビジネスモデルを転換するにあたり、そのご支援をさせていただくという意識で臨みました。そのため、約20名に向けた研修を10回行い、計210名もの社員の方々にご受講いただきました。

―受講された方からの反響はいかがでしたか?

T.N:「今まで体験したワークショップよりも、人にお勧めしたいワークショップだった」「単純に面白かった」「お客様の真のニーズを捉えることで新たな提案ができていくと感じた」といったお声など、概ね高評価をいただきました。

Y.I:ただ、1回やっただけで終わりではなく、小さくても継続していくことが大切です。マインドだけでも多くの社員の方々にお伝えしようというのが今回の研修でした。社内にもっと浸透するよう、今後も継続的に活動していけたらと考えています。

HCDセンターは少数精鋭。
メンバー全員が先頭を走る。

「常に新しいことを学んで、スキルアップしていけることが嬉しいですね」 「常に新しいことを学んで、スキルアップしていけることが嬉しいですね」

―HCDセンターの今後の展望について教えてください。

Y.I:個人的にHCDセンターは、デザインシンキングだけの部署だとは思っていません。これまでクレスコ・イー・ソリューションはSAPという専門性に特化した会社でしたが、その殻を少しだけ破るのが私たちの役割です。デザインシンキングが軌道に乗ったら、また新しいことをやりたい。常に一歩はみ出すのが我々の仕事なので。常に新しい事業を見つけ出し事業化する。その先頭に立ちつづけたいです。この会社を変えるのは自分だと思っているし、そのためにここにいます。

R.S:クレスコ・イー・ソリューションの中で、HCDセンターは別働隊のような組織です。妙な寂しさというか、孤独感みたいなものはありませんか?

Y.I:それは常にある。うちの会社の中で、我々だけが違うことをやっているので。組織図上も、HCDセンターだけが外に出ている。周囲から仲間と思われているのかな?と不安に思うことは確かにある(笑)。だから、もっと自社の社員を巻き込んでいきたいですね。半歩はみ出した後にみんなが付いてきてくれないと、事業にならないので。

―社内向けの取り組みも重要なんですね。具体的にどんなことをしていますか?

T.N:社内向けのワークは私が主導で進めてきました。人事の方と一緒に社員満足度のワークショップをやったり、これから入ってくる新入社員向けにデザインシンキングの研修を組んだり。「コト売り」を少しでも理解してもらう部分の手助けができたのかなと思います。

―R.SさんはHCDセンターにジョインしてから、何が変わりましたか?

R.S:立ち上げ当初の僕は、じっくり考えてから動くタイプでした。でもそれだと前に進まないと気づいたんですよね。前例がないことをやっているんだから、どんどんアイデアを出していかなきゃって。自分で発言していくスピード感は、この2?3年でだいぶ上がったと思います。

T.N:R.S君は本当にフットワークが軽い。今回のオンラインワークショップが成功したのも、R.S君が色んなところのセミナーとかを受けたからこそ実現できたのかなと。HCDセンターのメンバーは、全員が先頭に立って走っているイメージですね。

R.S:役割分担はしているが、他人任せにはしていない。お互いを見て、手伝えるところがあれば手伝う。困っていることがあれば助ける。一緒に解決していくという姿勢を大事にしています。

―コロナ禍で増えたオンライン研修の可能性についてはいかがでしょうか?

R.S:今後は地方にご提供するためにもオンラインを活用していきたいですね。コロナ禍だからオンライン開催というだけじゃなく。

Y.I:デザインシンキングは日本に入って来てだいぶ時間がたっていますが、本格導入されているのは、いまだに東京の会社だけ。大阪にも波及していないんです。オンライン化することで、地方でも体験できるようになったのは大きな変化といえます。そこにも取り組んでいきたいと思います。

業務基盤システムの導入

コンサルとしての基盤も整いました。
先輩の名言のおかげかも(笑)

View more

経費精算クラウド
『SAP Concur』の導入

コロナ禍で加速するオンライン化。経費精算はその最前線。

View more